先進の燃焼技術で、温暖化や大気汚染の原因となるCO2、NOxなどの発生を抑えるとともに、
廃棄物の燃料化による低炭素社会の実現や再生可能エネルギーの活用にも取り組んで環境保全に貢献しています。
このバーナはスワラ(旋回羽根)によって燃焼の安定をはかる汎用タイプのバーナで、流動層ボイラ/焼却炉用層上バーナ・各種溶融炉用バーナをはじめ、各種焼却炉用バーナとして広く採用されています。
この燃焼器は高負荷燃焼器と呼ばれ、燃焼空気を三方向からの複数ノズルで吹き込むことにより二つのTroidal Voltexを発生し、燃焼器内での完全燃焼と外圧変動・付加変動に影響されない安定した燃焼・クリーンな排ガス(低NOx/低CO)を実現しています。 このように他の燃焼器にない優れた特徴を活かし、紙・炭酸カルシウムなどの白い製品の直接乾燥用熱源として、また高圧流動層ボイラ・石炭ガス化炉用バーナとして広く採用されています。
通常のバーナは大気(空気)を使用して燃料を燃焼させますが、本酸素バーナは空気の代わりに酸素を使用することで超高温燃焼(約2,000℃)させるバーナであり、溶融炉に於けるスラグ排出口に固着したスラグを再溶融・流動化させる目的等に使用されます。